パソコンの電源は入りランプは点灯しているのだが画面には黒色の背景に白色の文字でセーフモードで起動するかどうかの選択画面が表示しており、セーフモードを選択しても起動しない症状が続いているので修理して欲しい。との申し込みがありました。
この症状はOSの再インストールを実行する事で回復する事もありますが、ハードディスクの不良の場合や劣化している場合は再発する事もあるため慎重に診断作業やリカバリーだけ行った場合のリスクを説明させて頂きます。


パソコンを購入後3年以上が経過しているようならハードディスクの劣化も可能性がありますので、診断テストが好ましいです。診断テスト無しでOSリカバリーを選択頂く事もお客様のご自由です。この場合の保証はありません。直らない場合でも作業料は必要となりますので、ハードディスク交換を依頼頂く事をお奨めします。
パソコンメーカーによってはリカバリーCDやDVDが付属していないパソコンもあります。NECやSONY、東芝は付いていない機種が多いです。パソコンが元気なうちにリカバリーCD作成プログラムを実行されて作成しておきましょう。作成時間は90分程度はかかる機種が多いです。
もう既にハードディスクが壊れてしまった場合は、リカバリー領域のコピーが出来る事もあります。パソコンメーカーから購入して頂く事もできます。(機種により購入できない機種もあります。例えばNECの販売店オリジナルモデル等は販売されていません。)
販売店オリジナルモデルを購入される事は避けましょう。購入される時には数千円安いかも知れませんが後で高いものにつきますので・・・。
パソコンメーカーにも責任がありますね。リカバリーCDは付属するべきです。付属しているメーカーを選んで購入しましょう。