パソコンが起動しなくなったためメーカーへ送ったら診断結果がハードディスクが壊れているので交換、と言われ見積もりが52,000円でした。パソコンに詳しい(?!)友人に相談したら部品代のみで交換してくれるというので頼んだ。
壊れる前には動作速度が遅くなっていたのだが、今回新品のハードディスクに交換しても他の機種に比べても遅いと感じるので診断して欲しい。という依頼でした。


診断の結果、ハードディスクは正常ですが、OSと合わない。ちなみにWindowsXPでした。元付いていたハードディスクは、セクターのサイズが512ですが、友人の方が選ばれたハードディスクのセクターサイズは4Kバイトでした。Windowsは512バイトには対応しているが4kバイトには対応していないのです。WindowsXPの場合、パーテイションの開始セクターは63ですがWindowsVistaとWindows7は2048です。2048は8の倍数ですので開始場所が物理の境界となっています。
ハードディスクのメーカーはWesternDijitalでしたのでメーカーのサイトで対策ソフトが公開されている事になっています。但し、ユザー登録と製品登録が必須条件です。2012年5月27日現在、ユーザー登録してもダウンロードができないようです。理由は不明です。
たかがハードディスク交換修理、と思われた方はご自身で交換できますが、せっかく4年位は使用されるのですから、快適な動作に設定させる事がお薦めです。元々、友人の方は、機種の選択が間違っています。WindowsXPで使用される事が判っていた訳ですから、512バイトのHDDを選択すべきだったと思います。既に間違って購入された方はご相談下さい。(但し有料でのアドバイスとなります)