富士通製の液晶テレビ一体型パソコンのハードディスク交換修理依頼がありました。液晶テレビの内部にパソコン昨日が追加されているパソコンがありますが、店頭では多く販売されているようです。テレビやビデオ録画が主な用途のパソコンですので業務用途には向きません。向かい理由ですが、メンテナンスが困難である事、復旧に時間がかかる事、冷却不足でありハードディスクの寿命が短い事、などです。
今日持ち込み頂いたパソコンは、富士通、型番:FMVF77HD,OS:Windows7 Home Premiumでした。


裏面キャビにはネジが4本のみありました。このネジが少ない事がこのタイプ(液晶テレビ型)のハードディスク交換を困難にしている原因となっています。どうしても液晶テレビが必要なら購入される際にNECを購入される事がお薦めです。NECは全機種(少なくとも当店で修理したモデルは)100%楽に修理できました。
結果ですが、下記の作業で解体する事ができました。
1:4本のネジを外す。
2:メモリー増設口を外す(これは不要かも)
3:B-CASカードを取り外す(これは不要かも)
4:足(台)のネジを1本外す。
5:足のキャビを外す。
6:足と本体を切り離す。
これでプラスティック製の裏面キャビが外れます。但し、ネジの代わりに爪が23本あります。(NECは全てネジなので楽なのですが・・・)
爪が折れないように外す。爪の肉厚が薄く弱いです。(かなり困難ですが、一部の爪が折れても良い方は自己責任で実行されて下さい。)こんなユーザー無視の製造コストダウンは辞めて欲しい!と思います。
7:金属プレートで覆われていますのでまだハードディスクは見えません。
8:プレートの固定ネジを外し、プレートを持ち上げます。
9:(やっと)ハードディスクが見えました。
10:ハードディスク取り付けネジを外し、取り付け金具も外します。
11:以上でハードディスクが交換できます。
このモデルには問題のSeagate製の型番:ST2000DM001が付いていました。
今回は500GBの東芝製に交換する事にしました。
もちろんAFTモデルです。ATFからATFへの変更ですのでOSリカバリーできない問題には遭遇しないはずです。
また、